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みなさん、カーライフを楽しんでいますか？
もう夏休みシーズンとなり、ご家族で出かける予定がある方もいらっしゃるでしょう。
でも、ちょっと待ってください!
あなたの愛車、リコールの対象になっていませんか?
楽しくお出かけしたいなら、まずは安全第一。この記事では、スペーシアを例にしてリコールについて解説します!
リコールって何?
設計・製造の過程に問題があったために安全・環境基準に適合していない(又は適合しなくなるおそれがある)自動車について、自動車メーカーが自らの判断により、国土交通大臣に事前に届出を行い、対象車を回収し、無償で修理を行い、事故・トラブルを未然に防止する制度。
引用：国土交通省HP
つまり……
- 製造段階にはあった問題のせいで
- 危険や公害につながり得る車を
- メーカーが無償で
- 回収して修理する
こんな制度だと認識しておけば十分でしょう。
リコール対象になっているか、どうやって知るの?
お持ちの車がリコール対象になった場合、メーカーや量販店からダイレクトメールが来ます。例え中古車であっても、車検証の登録さえ正しくされていれば、通知が来ることになっています。
ただし、以下の理由で通知が正常に届かないこともあります。
- 車のグレードが違う
- 引っ越しの際に住所変更の登録をしていない
リコールがきたらどうすればいいの?
ディーラーや販売店に連絡しましょう。
ただちに危険、というわけではありませんが、重大事故につながる可能性がゼロではないのです。無償ですから、時間ができ次第すぐ行動したいところです。
無視するとどうなるのか
罰則はありません。しかし、リコール対象の不具合が原因で事故が起きた場合、運転者が責任が負わされる可能性があります。
何より、運転手や通行人の命に関わる事故につながりかねません。
幸いなことに、リコールに期限はありません。メーカーや交通省としても、問題を抱えた車が公道を走っている事態は、例えそれが1台だとしても解決すべき問題なのです。
新型スペーシアのリコール情報
引用：スズキ公式HP
残念ながら、スペーシアもリコールの対象になっています。
どのような内容なのか、確認しましょう。
リコール開始日は、平成31年2月22日
車載通信コントローラの通信機能の停止によって、コントローラに待機電流が流れ続け、バッテリーが上がるおそれがあります。また、外部故障診断機使用時に、故障データを読み出せないおそれもあります。
コントローラの通信機能停止は、イグニッションスイッチをオフにしたタイミングで起こり得るようです。つまり、エンジンを切った時に発生する可能性があります。
スズキからは、図でも説明されています。
引用：スズキ公式HP
そこでスズキは、以下の対策を実施しています。
- コントローラの制御プログラムを対策プログラムに書き換える
- コントローラを対策品に交換する
引用：スズキ公式HP (一部抜粋)
シリアル番号は車台番号とも言い、車検証で確認できます。
スペーシアの過去のリコール あなたの車は大丈夫?
スペーシアのリコールは過去にもありました。
簡単に確認しておきましょう。
もしかすると、あなたのスペーシアが該当しているかも!?
どんなリコールがあったのか
リコール対象か、調べてみましょう
スペーシアユーザーの方も、そうでない方も「自分の車は大丈夫なのかな?」と心配になるかもしれません。
そこで、リコール対象かどうか簡単に調べる方法があります。
それは、国土交通省HPの「リコール情報検索」です。
引用：国土交通省HP
リコール情報検索ページ
https://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/rcl/recall_searchinfo.html
車名、型式、届け出日を入力するだけでリコール情報が出てきます。
すると、該当する車台番号又はシリアル番号の範囲をみることができますので、ご自身の車の番号が含まれているかご確認ください。
ただし、ひとつ注意点があります。
調べたい車の車台番号又はシリアル番号が、車台番号又はシリアル番号の範囲に入っていても、その車の仕様(例:自動変速機･手動変速機の違い、ターボの有無等)により対象外の場合もありますので、必ず最寄りの販売会社等に確認して下さい。
引用：国土交通省HP
その他、不具合をリサーチ!
「なんだか車の様子がおかしい」
そう感じたことのないドライバーさんは、なかなかいらっしゃらないでしょう。
もし、その不具合が頻発したら不安になりますよね。
そこで、スペーシアで頻発する不具合があるかどうか、調べてみました。
雨の日の夜にフロントガラスが曇ります。エアコンを入れたり、エアコンの吹き出しをフロントガラス側にしたり、内気循環などしましたが改善しません。曇るというより、白くマダラ模様に広がって見えにくくなります。危なくて運転出来ないレベルです。新型スペーシアに乗っておられる方で同じような症状の方はおられますか？改善方法はありますでしょうか？教えて頂ければ幸いです。
また、低速時のエンジン音がストレス感じる程うなるのと、後部座席が少しの段差や路面の悪い道を走ってると大きく揺れてしんどくて後部座席には乗れないレベルです。
納車して１カ月でエンジンやギアはきちんと入っているのに発進しない不具合があり、ディーラーに持っていったのですが、問題なかったと帰ってきて、自分のスペーシアがハズレの欠陥車だったのではと不安に思い、質問させて頂きました。
引用：価格.com
2017年6月に未使用車でスペーシア（ＤＡＡ－ＭＫ４２Ｓ）を購入しました。以下、皆さんのご意見をご教示いただければ幸いです。
１．加速時のギクシャク感
購入当初から3000-3500回転で、50Km/h以上のあたりで、一定のアクセル踏み込みであるにも関わらず、もたつきというか、減速感を感じます。数回、加速と減速を繰り返す感じで、ギクシャクします。副変速機の影響よりも高速域です。２．北関東在住ですが、寒くなってきたあたりから、衝突防止システムが「システム一時停止」となってしまうことがあります。寒い早朝に多いです。
皆様は、上記のような症状は出ていませんか？また、車屋さんで修理等の対応をしていただいた方はいらっしゃいますでしょうか？
特に、2に関しては大切な娘が運転する車であるゆえに重大な問題との認識です。寒冷地仕様の車などはこうはなりませんよね？
引用：価格.com
ちょっと急いでいる時によくあるんですが、
信号などで停止から６０キロまで加速する時に、
４０～５０キロでノッキングのような症状がおこります。
エンジンの回転数は、大体３０００～４０００の間ぐらいです。
CVTの構造を詳しく知りませんので、ノッキングなのかは分かりませんが、
皆さんはこんな症状が出ていませんか？
引用：価格.com
https://twitter.com/runrun8sp/status/1016462463368249345?s=20
スペーシアは「買い」か?
リコール情報や不具合報告を紹介しましたが、読者様の中にはこう思う方もいらっしゃるでしょう。
「スペーシアってハズレなんじゃないの?」
確かに、不具合のある車両を買ってしまう可能性があるかもしれません。しかし、それはどの車にもつきまとう、避けられないリスクなのです。
メーカー別のリコール件数を見ても、それが実感できるでしょう。
引用：国土交通省HP (一部抜粋)
極論ではありますが、トラブルのないメーカーはないのです。加えて、「リコール件数=車の出来の悪さ」という訳でもありません。
再現性のある不具合をリサーチし、原因を突き止めた上でリコールに踏み切るという行動は、メーカーの真摯さを表してもいます。
そして、スペーシアの評判は基本的に良いです。
引用：価格.com
ライバル車と比較してみましょう。
（価格.com調べ）
N-BOXにはかないませんが、軽ハイトワゴンの中でもかなりの人気と満足度を誇っています。
まとめ
- リコールとは、製造段階での不備をメーカーが無償で行う修理のこと。
- ただちに問題が起きるわけではないけれど、放置すると事故の際、責任を負うことも。
- リコールに期限はなし! いつになっても対応してくれる!
- 新型スペーシアでは、バッテリーが上がるかもしれない不具合がリコール対象になっている。
- それでも、スペーシアは人気車種として評判が良い!
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- エブリイワゴンの不具合・リコール情報まとめ！エンジンは大丈夫？
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