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こんにちは。クロスビーにお乗りの皆さん、楽しんでますか?
車に長く乗るためには定期的なメンテナンスが必要です。もちろんクロスビーも例外ではありません。
今回の記事ではクロスビーのメンテナンスの、特にエンジンオイル交換について、5W1H(だれが、いつ、どこで、なにを、なぜ、どのように)を書いていきます。
これからもクロスビーを可愛がってあげたい方は、ぜひご覧ください。
どうしてエンジンオイル交換が必要なのか
まずは「Why(なぜ)」からご説明します。これがわかっていれば、自分のクロスビーにぴったりのエンジンオイル交換をほどこしてあげることができます。
なぜエンジンオイル交換が必要なのか? それはもちろんエンジンオイルが車にとって重要なものだからです。では具体的にどう重要なのかというと、こちら。
- 高速で動くエンジン部品の潤滑作用
- シリンダーとピストンの隙間の密封作用
- 高温になっているエンジンの冷却作用
- エンジン内に発生する汚れの洗浄作用
- 外部との温度差で発生する錆を防ぐ防錆作用
ざっくり書きましたが、5個も役割があるなんてエンジンオイルは働き者ですね。
高い熱や汚れをエンジンから引き受けるため、エンジンオイルは使えば使うほど汚れて劣化していきます。だから定期的に交換して、常に綺麗で性能を発揮できる状態にしておかなければならないのです。
エンジンオイル交換のタイミング
次は「When(いつ)」です。一番気になるところですよね。
頻繁に車に乗る人なら走行距離、あまり車に乗らない人なら使用期間をめやすに交換のタイミングを決めるといいでしょう。ずばり、このどちらかの早い方です。
- 走行距離3,000～5,000キロに一度
- 半年に一度
全然車に乗らないんだけど……という人でも、一年に一度は交換をしましょう。使わなくても、エンジンオイルは時間が経つだけで劣化してしまいます。
また、エンジンオイル交換と共に意識しておかないといけないのが、エンジンオイルエレメントの交換です。エレメントはエンジンオイルをろ過するフィルターのようなものですが、これも使い続けると汚れが溜まって性能が落ちてしまいます。
エレメントはエンジンオイル交換の2回に1回は一緒に交換しておくとエンジンオイルが長持ちします。
エンジンオイル交換って何をどうするの?
今度は「What(なにを)」と「How(どのように)」です。ここがわかっているのといないのでは大違いです。なんとなくでやって失敗してしまっては大変ですからね。
エンジンオイルの種類と量
まず、スズキが推奨しているクロスビーのエンジンオイルは「5W-30 SN」のエンジンオイルです。写真はこちら。
引用：Amazon
いきなりよくわからん文字列が出てきた、と思った方もいらっしゃるかもしれません。これはエンジンオイルの種類を指しています。
「5W-30」はエンジンオイルの粘度をSAE規格という基準で示したもので、低温では固く高温では軟らかいエンジンオイルが、どのくらい低温で軟らかさを、高温で固さを、それぞれ保ってくれるかをあらわしています。
左側の「5W」は低温時の粘度をあらわしていて(WはWinterの頭文字)、数字が小さいほど軟らかいオイルです。0W～25Wくらいの幅があるので、5Wは軟らかい方ですね。
右側の「30」は高温時の粘度をあらわしていて、数字が大きいほど固いオイルです。20～60くらいの幅があるので、30は軟らかい方です。
「SN」はエンジンオイルの性能をAPI規格という基準で示したもので、Sはガソリンエンジンオイルを、Nはグレードをそれぞれあらわしています。SNはガソリンエンジンオイルの最高グレードです。
エンジンオイル交換の際の使用量のめやすは、エンジンオイルのみの交換の場合は2.7 L、エレメントも交換する場合は2.9 Lです。エレメントの中にオイルが入り込んでいるので、そのぶん差が出ます。
交換の方法
どんなエンジンオイルを使えばいいのかわかったところで、次はエンジンオイル交換の方法をご説明します。
上抜きと下抜きという方法があって、一般的には下抜きが多いです。
というわけで、まずは下抜きの方法を解説した動画をご紹介します。
さすがコメリさん、わかりやすいですね。
それぞれの方法の共通点と違いは最後にまとめて説明することにして、次は上抜きの方法を解説した動画をご紹介します。
この方は上抜きをおすすめしていますね。
では、まとめます。
- 最初に少しエンジンを動かしてオイルを温める
- しっかり古いオイルを抜く
- 上からオイルを注入する
- エンジンを動かしてからオイル量の最終確認をする
- ジャッキアップのあるなし
- ドレンボルトのねじやパッキンを触るかどうか
- 文字通りオイルを抜く場所の違い
慣れればできるのかもしれませんが、初心者には少し難しそうな気もしますね。
エンジンオイル交換ができる場所と値段
最後に「Where(どこで)」と「Who(だれが)」です。場所に応じて作業する人が変わってきますからほとんど同じですね。一緒に参考の値段もご紹介します。
家で自分で交換する
どこかに出かけていく手間ははぶけて、お金もかからないような気がしますが、なかなかそうでもありません。
廃油を処分したり、下抜きの場合は車をジャッキアップしたりするための準備が必要なので、そこそこのお金と手間がかかります。
廃油処理箱というのが数百円で売っていたりしますが、エンジンオイルを吸わせた廃油処理箱は産業廃棄物扱いになる自治体もあって、普通には捨てられなかったりします。後が大変なのです。
なにより作業をするのが自分ですから、苦労しますし失敗する危険性もあります。
ディーラーで交換してもらう
スズキディーラーさんはクロスビーのことをよくわかっていますから、クロスビーに一番いいエンジンオイルとやり方で交換してくれます。
そのぶんお値段は工賃1620円～＋エンジンオイル代と、それなりにかかります。
でもいいコンディションをたもっておきたいなら安いものですよね。
カー用品店やガソリンスタンドの店員さんに交換してもらう
エンジンオイルのカスタマイズに興味があったりした場合、自分でエンジンオイルを選ぶことになるカー用品店やガソリンスタンドでの交換がいいかと思います。
かかるお金としては、安いところで工賃540円～＋エンジンオイル代というところもありますが、お店によって大きく変わってきますから下調べが必要です。
まとめ
いかがでしたか?
- 使うと劣化していくエンジンオイルには定期的な交換が必要
- 走行距離3,000～5,000キロに一度または半年に一度交換するとよい
- 推奨エンジンオイルは「5W-30 SN」
- 交換の方法は下抜きが一般的
- ディーラーかカー用品店やガソリンスタンドで交換するのがおすすめ
まとめるとこんな感じになります。
この記事を参考に、ぜひクロスビーを長く楽しんでください!
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